こんにちは。

おざりんです^^

もうすぐ2016年も終わりですね。

ニュースでは連日交通事故の情報が流れていますが、

年末ということで、心に余裕のない方々が多くなっております。

みなさまも事故・災害などには、充分お気をつけください。

 

スポンサードリンク


 

事故に遭い、半年近くが経過し、夏になりました。

私のけがは思ったより長引きました。

 

腰椎捻挫(腰椎椎間板ヘルニア)と両足関節捻挫は

整形外科と整骨院の治療のおかげで快方に向かいつつありましたが、

頚椎捻挫の痛みだけはどうしても取れませんでした。

 

具体的に言うと、

「首が後ろに倒れない」「首を横にすると痛みがでる」

のです。

 

医師の話によると、事故後適切な治療が受けられなかったため、

筋肉が固まってしまったとのこと。

マッサージを受けて筋肉が一時的にやわらかくなっても、

すぐに固くなってしまうということの繰り返しでした。

 

そんなある日。

 

私はいつものように整形外科のドアを開きました。

 

すると受付の人から、

「おざりんさん、相手の損害保険会社から2014/07/24で、

治療費を打ち切ると連絡がありましたが、聞いていますか?」

と声をかけられました。

 

私はそれまで何も聞いていなかったので、びっくりして声もでませんでした。

気が気でない私は、治療後、すぐに委任した弁護士に電話をしました。

 

私:
「今日、整形外科に行ったら、治療費を打ち切ると言われたんですが、
事前に相手の弁護士から何か連絡がありましたか?」

 

弁護士:
「いえ、何も聞いていません」

 

私:
「すると、損害保険会社が加害者側の弁護士を通さず、
整形外科に勝手に連絡したということになりますね」

 

弁護士:
「そうですね。一度こちらから確認してみます」

 

私も加害者も弁護士委任している以上、

損害保険会社が弁護士を差し置いて、

勝手に整形外科に治療費打ち切りを連絡するのは、

明らかに「暴走」です。

 

治療費を打ち切りたいのであれば、

まず、加害者の弁護士にそのことを伝え、

弁護士から整形外科に連絡するのが、

本来ならば正しい対応なのです。

 

実は、この時点で、損害保険会社から、

整形外科への治療費支払いは何ヶ月か未納になっていました。

 

なので、

「治療費を打ち切る」

と言われても、

「すでに何ヶ月か分の治療費を整形外科に滞納しているのに、

今さら治療費の支払いをやめるとか、損害保険会社は何を言っているんだ」

くらいにしか思えなかったのです。

 

損害保険会社はお粗末だな、と思いつつ、

こんな損害保険担当者を相手にしていたら

進むものも進まなくなると思い、

私はある「賭け」にでることにしました。

 

その「賭け」については、次回に書きますね。

 

私が今回みなさまにお伝えしたいことは、

 

「治療費を打ち切る」

と言われても、

「決してあわてず、冷静に対応してほしい」

ということです。

 

このような言葉に焦って、まだ治りきっていないのに、

治療費が出ないからと言って、すぐ通院をやめてしまったりすると、

それこそ、相手の損害保険会社や弁護士の思うツボにはまってしまいます。

 

人間、パニックになると、その場ですぐ判断する傾向がありますが、

そういう時は、判断ミスをしやすいものです。

 

もし、仮に、本当に治療費が打ち切られたとしても、

治療が続けられないわけではないのです。

 

損害保険会社は、ただ、

「これ以上治療費はだせません」と言っているだけです。

 

「治療費は出さない=通院しないで」ということではありません。

痛いのなら、きちんと通院してくださいね。

あなたのけがを少しでも軽くするのが、通院の目的なのです。

 

もし、最終的に完治しなくても、きちんとした通院実績があれば、

「後遺障害」の申請も検討できるのです。

(私もその方向で進めました)

 

一般的には、1ヶ月以上通院の履歴がないと、

「完治したもの」とみなされ、容赦なく示談の方向に話が進んでしまいます。

 

あなたは、ほんとうにそれでよいですか?

よく考えてみて下さい。

 

もし、分からなければ、私がいつでもお手伝いしますよ^^

 

スポンサードリンク