こんにちは。
おざりんです^^
九州地方の豪雨、本当に怖いですね。
被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
自然災害は怖い、ということを今更ながら痛感しました。
スポンサードリンク
さて、今回は、
交通事故の「交通費」について、お話したいと思います。
以前、下記リンクの記事を書きました。
交通事故の話・・・21 | 整形外科の転院を加害者の損害保険会社に伝えたらどうなったか?
治療のために、片道2時間かかる整形外科に通院しようとしたら、
損害保険会社にものすごく反対されたという内容です。
国土交通省のホームページには、
交通事故に遭った時の通院交通費について、
次のような記載があります。
「通院交通費」
通院に要した、必要かつ妥当な実費が支払われます。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/payment.html
私は、後遺障害認定までに、
・整形外科/2軒
・整骨院/1軒
・MRI検査機関/1軒
・薬局/2軒
に通っていて、
上記を全部あわせた通院交通費は、
8ヶ月で、総額122,787円 でした。
実は、当初から、「通院交通費」については、
損害保険会社から、
「10,949円しか支払わない」
という返事が来ていて、
私からすれば
「こんなに労力を削って通院しているのに、人をバカにしている!」
という気持ちだったので、
何度も弁護士を通じ、証拠が残る書面で抗議してきました。
払わないということについて、明確な理由があれば納得したのですが、
損害保険会社からの返事は、
いつも「内容については精査中」というものばかりで、
到底私を納得させるものではなかったのです。
その時は、
「後遺障害等級を獲得すれば、
損害保険会社も通院交通費の支払いを再考するだろう」
と思いなおし、いったん交通費についての抗議は取り下げました。
そして、後遺障害14級9号が獲得できたため、
再度交通費について交渉したところ、
今度は、
「36,221円お支払いします」
との回答が、相手方弁護士から届きました。
正直、「・・・は??」です。
前回よりは少し再考したのか、金額は上がっていますが、
交通費の全額ではありません。
後遺障害が認定されたということは、
「きちんと通院し(月15回程度)、
できるかぎりの治療とリハビリを行ったが、結果として症状が残存した。」
結果です。
治療も、通院も、後遺障害も、
すべて自分が頑張ってきたことの結果であり、
そこをないがしろにされることは、私にとって許せないことでした。
私は自分が委任した弁護士の先生に、
「おざりんさんが、示談交渉で譲れない点はなんですか?」
と聞かれたので、
即座に
1.治療費を全額払ってもらうこと
2.通院交通費を全額払ってもらうこと
と答えました。
正直、この2つが支払われれば、
他はすこしくらい減額されても構わないと思っていたのです。
示談交渉で大切なのは、
「あれもこれも欲張らない」
ことです。
治療費も払ってほしい、交通費も払ってほしい、
休業損害も逸失利益も全部ほしい・・・
などと欲張ると、その示談は高確率で不調になるでしょう。
もし、あなたが今、示談の最中で、金額に苦労して長引いているとしたら、
「自分は何に対しての補償を一番望んでいるのか」
を今一度考えてみて下さい。
そこを明確にすると、示談が案外スムーズに進むかも知れません。
スポンサードリンク
↓↓交通事故に関しては、こちらもあわせてご覧ください。