大相撲を観戦するともらえる、その日の取組表(割=わり、ともいう)。
取組表には、
その日の取組みにかけられた懸賞金のスポンサーがズラリと書かれている。
その取組みが始まる時に、
館内アナウンス(アナウンスは行司さんが担当する)で、
ひとつひとつ取組表にかかれている通りに読み上げる。
テレビの中継などで、懸賞の旗が回る様子をご覧になられた方は多いと思うが、
NHKは公共放送だから、わざわざ旗を映したり、
アナウンスを聞かせたりはしない。
この日は稀勢の里-栃煌山戦に、50本以上の懸賞がかけられた。
懸賞を個人で出すことは出来ない。
(法人のみ。以前ポール・マッカートニー氏が懸賞を出したことがあったが、
個人名ではなく、ポニーキャニオンから出されてる)
また、懸賞をもらえるのは、
幕内力士で、なおかつ中入後に出てくる力士のみ。
(十両力士はもらえない。但し、十両力士は中入後に相撲をとる機会があって、
白星だと受け取れることがある)。
懸賞は一本六万円。
力士には、その場で直接三万円×かけられた懸賞の本数が渡される。
その他は引退した時に本人に渡したり、協会の手数料に当てられる。
スポンサードリンク