こんにちは。

おざりんです。

 

今日は、交通事故や精神薬から少し離れて、

「大相撲」の問題について書きますね。

 

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私は小学生のころから、テレビで相撲観戦をしていました。

その頃のスターは、何と言っても

「ウルフ」と呼ばれた、千代の富士関です。

 

「あなたの心に残る力士は誰ですか?」と聞かれたら、

千代の富士関の名前が一番最初に出てきます。

そのくらい印象に残っています。

 

今年の5月、ようやく、両国国技館にて現地観戦がかないました。

その時は、横綱・稀勢の里が誕生し、チケットは入手困難な状態になりましたが、

私はかろうじてイス席を確保でき、

現地観戦したときの感動を忘れることができません。

 

そして、9月には、念願のマス席観戦もかないました。

この時は、結びの一番で、横綱・日馬富士と阿武咲関が組まれましたが、

阿武咲関が金星をあげ、館内には座布団が舞いました。

この時は、力士の入場も間近で見ることができ、

私はいささか興奮気味でした。

 

そして九州場所が開幕して3日目。

「横綱・日馬富士関、貴ノ岩関に暴行か?」という、

ショッキングな事件が大々的に報じられたのです。

 

事件が明るみに出た日、

横綱・日馬富士は、貴ノ岩関に暴行した事実を認めました。

そして、自身のけがを理由に休場。

そこから、マスコミによる報道が毎日のように行われて、

今日に至ります。

 

私は今、この件に関しての報道は、

第三者による捏造や伝聞が多いこともあり、全く見ていません。

 

今、明らかになっているのは、

「横綱・日馬富士が貴ノ岩関に暴行した」

ということのみです。

凶器が何であったとか、暴行に至るまでの理由は

ほぼ明らかにされていません。

 

私自身、どんな理由があっても、

「暴力に訴えて、他人にけがをさせる」

ことは、決して許されてはいけないことだと思います。

貴ノ岩関の状態について、詳しいことは明らかにされていませんが、

軽傷であれ、重傷であれ、なんらかのけがを負っていることは確かです。

 

貴ノ岩関の師匠である、貴乃花親方の態度にも批判がありますが、

私自身の経験上、

「警察に被害届を出した以上、捜査は警察にゆだねる」

という対応で間違っていないと思っています。

 

私も、事故後、警察に事情聴取された時は、

あらいざらい全部正直に警察に話しました。

そして、事故のことは、

自分の損害保険会社、弁護士以外誰にも話しませんでした。

面白おかしく言われるのを防ぐためです。

 

もっとも私の場合、

委任した弁護士が、事故のことを第三者にしゃべってしまったので、

事件と全く関係のない第三者からあらぬことを言われ、

嫌な思いをしました。

 

この暴行事件でも、

事件に直接かかわりのない第三者がたくさん出てきて

いろんなことを言っていますが、

やはり、最後に判断するのは、捜査している警察です。

 

私は、事件とは関係ないほかの力士を応援しているのですが、

今回の千秋楽もずっと取り組みを見ていました。

途中、協会ご挨拶で八角理事長が事件について謝罪していました。

理事長は当然謝罪するだろうとは思っていましたが、

 

予想外だったのは、暴行の現場にいた優勝力士が、

優勝インタビューで、

「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」

という発言をしたことです。

 

・・・???

 

私はこのインタビューを見て、

「待って!」と声が出てしまいました。

なぜなら、それは土俵を前にして言うことではないからです。

 

どんな理由があっても、今のところ、

横綱・日馬富士は加害者(本人も暴行を認めており、被害届が提出され捜査中)

貴ノ岩関は被害者

です。

加害者と被害者を同列に、

そして軽率に自分の考えを語ってよい問題ではありません。

 

一瞬にして、

それまでのいろいろな取組みの感動が薄れて、

私はしらけてしまいました。

 

そして、

「この優勝力士の発言を聞いた貴乃花親方はどう思うだろう?」

と考えてしまいました。

 

私が貴ノ岩の師匠だとしたら、

「捜査中なのに、そのような発言をするのはいかがなものか?」

と怒りがわいてきます。

 

とにかく、今回の九州場所は、

事件に関係ない力士が一生懸命相撲をしているのに対して、

上に立つものが堕落している、という印象が強かったです。

 

なんでこんなことになってしまったのか・・・

 

「1件の重症事故の背景には、29件の軽傷の事故と、

300件の傷害にいたらない事故がある」

という、ハインリッヒの法則があります。

きっと、今回の暴行事件の裏には、

300件の大事に至らない事件が隠れているのでしょう。

 

今回の優勝力士(あえて名前は伏せます)が、今回の事件について

「膿を出し切る」と言っていましたが、

果たして簡単にいくでしょうか?

 

今回の優勝力士は、場所中に自らの取組みについて物言いを申し出、

土俵進行を妨げる等、態度に大きな問題がありました。

しかし、3分間の注意で終わっています。

本当にそれでよかったのでしょうか?

 

その後、元大関・魁皇の浅香山親方(現在審判部所属)が、

宝富士戦での優勝力士を評価する一方で、勝負判定抗議について、

「力士として恥ずかしい態度であり、

今まで師匠からちゃんとした教育を受けていなかったことが不幸に思いました」

と評論しています。

 

更にこの場所中、

立ち合いが合わなかった力士が相手の力士の頬を叩く、

勝負がついた後に、さらに相手を押してしまう(ダメ押しといいますが)など、

見ていても眉をひそめる部分が多かったのも事実です。

 

ダメ押しは過去何回も物議を醸していますが、

これといった対応策がないまま今日まで来ています。

 

今回の暴行事件には直接関係ない出来事のように見えますが、

このような小さなことが山のように積み重なり、

それを放置していた結果、

暴行事件が起こったのではないかと思うのです。

 

なんにせよ、この九州場所は、

最初から最後までしらけた感じになってしまいとても残念です。

 

結局、横綱・日馬富士は11月29日に自ら引退を申し出ました。

 

この出来事を「引退」だけで済ませてよいのか?

今後、警察・相撲協会・横綱審議委員会等はどのように動いていくのか。

注視して見ていきたいです。

 

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