私は、職場で頑張るのを数年前にやめました。
私のいる職場は、体を使う仕事の上、
「数字」が全ての世界です。
数字が毎日のように貼り出されるので、
「人と比べる」ことが日常化している毎日でした。
職場の真理に気づくまでは、
ずっと数字をあげるために頑張っていました。
頑張ったことで、妬まれたり、他人が全部敵のように見えたりもしました。
しかし、頑張ったところで、お給料は上がったりしなかったし、体は痛いし、なにより、自分で自分を追い込むはめになっていきました。
自分の心の声が、「なんか違うんじゃないの?」とささやき始めました。
ある日、
「もう他人と比べて、頑張るのやめよう」と。
頑張ることをやめて思ったのは、他人は他人であり、自分の作りだした妄想の敵(数字)と戦っているだけだということです。
「もっと早く気づけばよかった」
今も、職場のカラクリを分からず頑張っている方が沢山いらっしゃいます。
それを悪いというつもりはありません。
ただ、そうやって頑張りすぎて、体も心も壊してやめていく方も何人も見ました。
それは悲しい現実でした。
思い切って、競争や妄想からおりてみると、新しい景色が見えるかも知れません。
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